黄金世代・臼井麗香が4アンダー ホールアウト時点で首位タイ「アドレナリンが出て良いプレーができた」


臼井麗香(Getty Images/JLPGA提供)

臼井麗香(Getty Images/JLPGA提供)

 ◇日本女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第1日(25日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 1998年度生まれ、黄金世代の臼井麗香(21)=ディライトワークス=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、4アンダーでホールアウト時点で首位に並んでいる。前半9ホールで全てパーを重ね、後半の10番、12番、16番、18番のバーディーでスコアを伸ばした。

 10、12、16番のパー4はいずれもアイアンショットを4メートルにつけ、最終18番パー5は第3打を1メートルに寄せて、笑顔で締めくくった。

 臼井は「試合が始まる前はオフが長くて、不安もあったけど、始まると集中できてアドレナリンが出て、良いプレーができました。後半はセカンドショットが入りやすいラインについてくれた。(無観客試合でも)一打に集中するという面では変わらずにやりました」と胸を張った。同じ組で同学年の小祝さくら(22)とともに68で回り「楽しいラウンドができました」。

 昨年は賞金ランク59位で初シード獲得はならず。予選会ランク37位で出場する今季は「シード獲得と初優勝」が目標だ。試合がなかった期間は「料理を始めました。田舎育ち(栃木出身)なので、煮物とか和食ですね」と明かした。

 体重も減っていた昨年夏と比べ、6キロ増えたという。「ベストだと思う。もう少し筋肉量を増やしたい」と見据えた。状態については「ゴルフも仕上がっているわけではなく、リランキング(出場優先順の見直し時期)もいつになるか分からないので、不安しかなかった」と話したが「できることは目の前の1試合を大切にすること。(今週は)トップ10を目指して、優勝争いもできたらいい」と言葉に力を込めた。

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