米女子ゴルフのスコットランド女子オープン(8月13~16日、英国・ルネサンスC)の無観客開催が7日(日本時間8日)、発表された。メジャーのAIG全英女子オープン(8月20~23日、ロイヤルトルーンGC)の無観客開催も直前に決定しており、前哨戦となるスコットランド女子OPには、昨年の全英で日本人42年ぶり2人目のメジャー優勝をした渋野日向子(21)=サントリー=が出場意欲を示している。
3日に「(全英で)2連覇できるチャンスは私しかない。行きたすぎて、しょうがない」と話していた渋野は「(スコットランド女子OPに)推薦が頂けるなら」と“前哨戦”参戦に前向きだった。会場のルネサンスC(6427ヤード、パー71)は大西洋を望み、風の影響を受けやすい。同じリンクスコースのロイヤルトルーンGC(6756ヤード、パー72)が舞台となる全英への予行演習に最適となる。
大会公式サイトによると、選手が他国から入国する際に14日間の隔離措置が免除されたことが確認されており、負担が軽減される。日本人初のメジャー連覇をかけ、渋野の気持ちは英国に向かっている。