石川遼と渋野日向子のチャリティーマッチ特別番組が放送 計1020万円以上を寄付


昨年11月のテレビマッチでの石川遼と渋野日向子 

昨年11月のテレビマッチでの石川遼と渋野日向子 

 テレビ朝日は26日、全国24局ネットで特別番組「石川遼×渋野日向子 ドリームマッチ for CHARITY ~みんなで笑顔に!~」を放送した。日本男子プロゴルフツアー17勝の石川の呼びかけに、昨年のAIG全英女子オープン覇者の渋野が賛同して実現した企画。

 2人はともにバッグを担いで回り、神奈川・横浜CCを会場に、8ホールのチャリティーマッチを開催。“ハニカミ王子”と“スマイルシンデレラ”の夢対決。お互いに終始笑顔でプレー。特別ルールでドラえもんカードも使いながら石川は5バーディー、渋野は3バーディーを量産。計1020万円のチャリティー金を獲得した。

 今回のチャリティーマッチによる寄付金全額とチャリティーオークションや、チャリティーグッズの販売による売り上げの一部は、日本ゴルフ協会を通じて日本感染症学会や全国各地域のゴルフ連盟など各ゴルフ関連団体に寄付されるという。

 番組の最後に石川は「2人で協力してやっている感じもあったし、(ドラえもん)カードを全て自分が使わせてもらって5個バーディーが取れて、めちゃくちゃ楽しかったです」と笑顔で振り返った。渋野は「ボギーを打たなかったというのが、すごい個人的にはうれしかったので。その中でも3つバーディーが取れて、(石川がまねた)ドラえもんの声も聞けましたし、すごい楽しかったです」とほほ笑んだ。

 今後に向けて石川は「今は自分ができることを最大限に準備をして、もし試合が行われるとなった時は、映像だけになるかもしれないですけども、いいゴルフをできる限り頑張ってやるだけだと思っています。また、皆さんの前でプレーできる日が来た時にちょっとでも成長できているように頑張りたいなと思います」とあいさつ。

 一方、渋野は「本当にギャラリーさんやファンの皆様が応援してくれているおかげで、今の私がいますし。無観客の試合をやったことによって、本当に大切さに気づいたので。次、観客の皆さんが入れる試合がいつになるかわからないですけど、その時までにもっともっと成長して、皆さんに喜んで頂けるプレーができるように頑張りたいと思います」とメッセージを口にした。

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