渋野日向子は9打差71位「後半につれてティーショットが良くなってきた」畑岡奈紗、野村敏京が33位


渋野日向子

渋野日向子

 ◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 AIG全英女子オープン 第1日(20日午前6時30分スタート、ロイヤルトルーンGC=6632ヤード、パー71、賞金総額450万ドル(約4億7700万円)、優勝67万5000ドル(約7155万円)、参加144人)

 新型コロナウイルスの影響で大会は無観客で開催された。強風の中、初日を終えた。昨年大会覇者の渋野日向子(21)=サントリー=は3バーディー、5ボギー、1トリプルボギーの5オーバー、76で首位と9打差の71位発進となった。世界ランク5位の畑岡奈紗、野村敏京は74で33位。上田桃子、河本結は75で51位、勝みなみは76で渋野と並び71位。稲見萌寧は77で88位となった。

 渋野は4番パー5でリンクス特有のポットバンカーの洗礼を浴び、痛恨のトリプルボギーを喫した。「(バンカー内で)ボールが2回返ってきて、初心者に戻ったなと思った」と振り返った。名物ホールで「ポステージ・スタンプ(郵便切手)」の愛称を持つ8番パー3では第1打を1メートル強に運びバーディー。「イメージした通りの球がいってくれた。8番で取れて流れが変わった」と前向きに語った。

 ティーショットが安定した後半は、粘りのプレーを見せた。15番で8メートルを沈めてバーディー。最終18番も2打目を2メートル半につけてバーディー締め。「後半、(スコアを)落とさなかったのはうれしかった」と一定の手応えを口にした。21日の第2日は午前8時9分(日本時間16時9分)にスタートする予定。

 67で回ったエイミー・オルソン(米国)が単独首位で、2位に3打差をつけた。初日のアンダーパーは3人しかいない。

 渋野日向子「4番でトリプルボギーをたたいてから、ちょっと今日は怖いなと思ったが、後半につれてティーショットが良くなってきたのでそこは良かった。向かい風の中でもリズムを意識して振ることを気をつけていたら、後半のイン(10番以降)ではほぼフェアウェーをキープしていた。風が吹いているとやっぱり振れないので、リズムだけ気をつけて振っていたのが良かった」

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