◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス前日練習(26日、北海道・小樽CC=6695ヤード、パー72)
2週前の前戦、NEC軽井沢72でツアー初優勝を飾った新人の笹生優花(19)=ICTSI=がリモート会見に応じた。「優勝してうれしい。思った以上に祝福をいただき、ありがたい」と喜びながら、「今週に集中しなきゃ。2戦連続優勝というより、優勝したからもっと気を付けてプレーしたい」とすぐに気持ちを切り替えた。今大会はアマチュア時代の2017年(予選落ち)以来2度目の出場となる。
先週末に北海道入りし、ティーショットやアイアンショットを中心に入念に調整を行った。「毎試合コースが違うので、今週はまた違うゴルフで、いろんなクラブを使った攻め方になる。風が吹いたら難しく、油断できないコース。ティーショットが大事。グリーンもボールが伸びる」とツアー屈指の難コースに気を引き締めた。
優勝後には師匠・尾崎将司のもとを訪れ、「まずは1勝おめでとう」と祝福を受けたという。フィリピン代表で出場を狙う来年の東京五輪に向けても「ランキングを落とさないように頑張りたい」と力を込めた。