松山英樹は「67」で12位へ浮上「ドライバーショットが安定していた」


 ◆米男子プロゴルフツアープレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権 第3日(6日、米ジョージア州イーストレイクGC)

 第3ラウンドが行われ、首位と9打差の17位から出た松山英樹(28)=LEXUS=は4バーディー、1ボギーの67をマーク。通算7アンダーで12打差の12位へ順位を上げた。64をマークしたダスティン・ジョンソン(36)=米国=が19アンダーで単独首位に立った。今季最終戦となる今大会は、年間王者を決めるポイントの上位30人が出場し、同ポイントで差をつけてスタートするハンディキャップ戦で行われている。

 松山は5番パー4で第1打をドライバーでフェアウェーへ運ぶと、約6・5メートルのパットを決めきり、バーディー。8番は第1打を左サイドの池に入れて、ボギーとしたが、後半は11番パー3で第1打をピン左手前約4・5メートルへ。このパットを沈めてバーディー。12番パー4では、第1打をフェアウェーへ運び、残り111ヤードの第2打をピン右手前約1・2メートルに寄せて連続で伸ばした。15番パー3では約7・5メートルのバーディーパットをねじ込んだ。第1、第2ラウンドはともにフェアウェーキープ率が50%台に低迷したが、この日は71・43%と安定感を見せた。

 松山はホールアウト後、インタビューに応じ「今日はドライバーショットが安定していたので、ストレスがたまらず、セカンドショット以降に集中できるようなラウンドでした」と振り返った。最終日は今季最終ラウンドとなる。「今日のようなティーショットが打てれば、リズムがいいゴルフができると思うので、そうなるように頑張りたい」と力を込めた。

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