“女ウッズ”こと笹生優花が6アンダーで暫定2位浮上 「(決勝Rも)楽しく自分らしく頑張りたい」


スタートホールでティーショットを放つ笹生優花

スタートホールでティーショットを放つ笹生優花

 ◆女子プロゴルフツアー メジャー第1戦・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第2日(11日、岡山・JFE瀬戸内海GC=6640ヤード、パー72)

 “女ウッズ”の異名を持つ笹生優花(19)=ICTSI=は5位から出て4バーディー、2ボギーの70で回り通算6アンダー。ホールアウト時点で首位と2打差の2位につける。トップは67をマークしたペ・ヒギョン(韓国)が8アンダー。ホールアウトした中では69の竹内美雪(24)=タイカ=、イ・ナリ(韓国)が4アンダー8位と上位につけている。

 笹生は前半の14番パー3でエッジから決めてバーディーとし、18番パー5では3パットを喫し、2日連続のボギー。後半の4番から6番までチャンスを決めて3連続バーディーを奪い、最終9番は3メートルのパーパットを外しボギーとなった。

 リモート会見では「今日はまあまあでした。前半は我慢のゴルフで、毎回伸びるのがゴルフじゃない。イーブンで前半を終えたのは良いこと。(途中雨が降ったが)そんな大きな影響はなかった。(明日に向けて)とくに変えるところはない。昨日、今日と同じように。楽しく、自分らしく頑張りたい」と話した。

 大物ルーキーの笹生は8月にNEC軽井沢72とニトリレディスを2連勝して先週のゴルフ5レディスは29位で初メジャーを迎えた。昨年11月の最終プロテスト合格(18位)の地で、14年鈴木愛の20歳128日を更新する大会最年少優勝に向かう。

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