上田桃子、メジャー初制覇を逃し3位 優勝争いの原と小祝には「2人とも素晴らしい」


第1ホール、バンカーショットを放つ上田桃子(代表撮影)

第1ホール、バンカーショットを放つ上田桃子(代表撮影)

 ◆女子プロゴルフツアー メジャー第2戦・日本女子オープン 最終日(4日、福岡・ザ・クラシックGC=6761ヤード、パー72)

 首位と7打差の3位から逆転優勝を狙った上田桃子(34)=フリー=は5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーで3位だった。今大会はプロ転向後で14度目の出場だったが、メジャー初制覇はまたもお預けとなった。それでもベテランは計27パットとグリーン上でスコアを作り、自己最高順位に入った。「調子があまり良くない中、パターがよく入ってくれて、自分の中ではベストを尽くせたかなと思います」と胸を張った。

 1998年度生まれ「黄金世代」の原英莉花(21)と同じ辻村明志コーチから指導を受ける妹弟子の小祝さくら(22)が優勝争いを演じた。結果は原がメジャー初優勝を果たし、小祝は4打差の2位。上田は若い2人のV争いについて「2人とも素晴らしいですよね。さくちゃんはボギースタート(=2番でボギー)していながらも、4アンダーで回ってくる根性というか…気合だと思う。本当にナイスプレーだったと思います」とたたえていた。

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