◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第1日(8日、米ペンシルベニア州アロニミンクGC=6577ヤード、パー70)
世界ランク5位の畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は1バーディー、3ボギーの2オーバー、72でホールアウト。前半をイーブンで折り返したが、後半に13、14番で連続ボギーを喫した。プレーを終えた中でのトップはギャビー・ロペス(メキシコ)、カルロタ・シガンダ(スペイン)が2アンダー。
畑岡は「ずっと耐えるゴルフで、攻めていくよりは我慢する展開。これだけ風が強く、気温が低い中、我慢できた部分もある。初日としてはまずまず。(ショットの調子は)朝の練習では良かったけど、コースに行って向きにくいホールがいくつかあり、ティーショットでまだ不安がある。なかなか気持ちよくスイングできなかった。ロングパットが多く残る中、うまくパーセーブはできた。風は思ったより吹いていた。これだけ風が吹くと5アンダーを出すとかは難しい。トップと差は離れていないので、上だけ見て頑張りたい」
河本結(22)=リコー=は10番から出て3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーで、畑岡と同スコアの2オーバー、72で終えた。「出だし(10番ダボ)からもったいないのが続いた。途中いいパーも取れて、後半もアンダーパーで回れそうだったけど、ショートパットを外して、もったいないゴルフだった。ショートパットで手が動かなくなってしまって、1メートル以内のパットを(2度)外してしまい、悔しい。(全体的には)いい緊張感もありましたし、ティーショットもいい感じで、メジャーの雰囲気を楽しめている。ショートパットさえ決まってくれていたら」と振り返った。
渋野日向子、野村敏京は初日は午後組でスタート。渋野は1番をパーで滑り出した。