「はざま世代」エースの稲見萌寧がプレーオフを制し涙のツアー2勝目


稲見萌寧

稲見萌寧

 ◆女子プロゴルフツアースタンレーレディス 最終日(11日、静岡・東名CC=6572ヤード、パー72)

 台風一過の秋空の中、最終ラウンド(R)が行われ、1999年度生まれ「はざま世代」の稲見萌寧(もね・21)が通算5アンダーで首位に並んだ1998年度生まれ「黄金世代」の浅井咲希(22)、ツアー通算2勝のペ・ソンウ(韓国)との3人によるプレーオフ(PO)を1ホール目で制し、昨年7月のセンチュリー21レディス以来となるツアー通算2勝目を挙げた。

 稲見はPO1ホール目で抜群のショット力を発揮した。第1打、第2打を危なげなくフェアウェーをキープすると、3打目でピン上約1メートルに着弾させ、バックスピンで手前約3メートルにつけた。バーディーパットを沈め、右手でガッツポーズを決めた。パットを決めた直後は笑顔を見せていたが、表彰式では初優勝時と同じくうれし涙が光っていた。

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