三井住友VISA太平洋マスターズは無観客開催を発表 昨年大会でアマチュア優勝を飾った金谷拓実プロも参戦


昨年の大会、アマチュア優勝を飾り、トロフィーを掲げる金谷拓実

昨年の大会、アマチュア優勝を飾り、トロフィーを掲げる金谷拓実

 日本ゴルフツアー機構と大会主催者は20日、国内男子プロゴルフツアーの11月の三井住友VISA太平洋マスターズ(12~15日、静岡・太平洋C御殿場C)の無観客開催を発表した。合わせて、昨年大会で1973年のツアー制施行後4人目のアマチュア優勝を果たした金谷拓実(22)=東北福祉大4年=の出場も発表された。

 米ツアーのZOZOチャンピオンシップ(22日開幕・米カリフォルニア州シャーウッドCC)出場のため、渡米した金谷は大会を通じてコメントを発表した。「まず、このコロナ禍の中、大会を開催いただきます、主催の三井住友カード様、太平洋クラブ様、TBSテレビ様、本当にありがとうございます。ディフェンディングチャンピオンとして臨む初めての試合ですので、非常に楽しみにしていますし、太平洋クラブ御殿場コースにプロゴルファーとして戻ってこられることを嬉しく思います。無観客での開催ではありますが、ゴルフファンの皆様に感動を与えられるよう、精一杯プレーしますので、応援よろしくお願いいたします」。

 また、今年は新型コロナウイルスの影響でほぼ全てのアマチュア大会が中止となる中、活躍の場を失ったジュニアゴルファーのためにジャパンゴルフツアー選手会の協力のもと、会場の大会使用コースで、ラウンドレッスンするというツアー史上初の試みを行うことも発表された。11月9日午前11時から、太平洋C御殿場Cの14~18番ホールを使って、男女16人のジュニアゴルファーにツアー通算2勝の池田勇太(34)=フリー=、14年賞金王・小田孔明(42)=プレナス=、通算1勝の重永亜斗夢(32)=ホームテック=、正岡竜二(37)=グランデュール=の4人がレッスンを施す予定という。

 さらに、「ゴルフで支えよう、新型コロナ対策支援チャリティープロジェクト」も開催する。大会公式サイト(https://msvt‐masters.jp/)で、出場選手の私物や直筆サイン入りグッズなどが手に入るチャリティーオークションを実施する。収益の一部は全国の医療関係者、御殿場市新型コロナウイルス感染症対策推進基金へ寄付される。時松隆光選手会長(27)=筑紫ケ丘GC=、池田ら出場選手の愛用グッズをチャリティーに出品予定。詳細は以下の動画で。https://youtu.be/aSxk_3hZ‐q

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