隔離免除の特例で出場の今平周吾 “新しいプレー様式”で10ホール終え1オーバー


10番、稲森佑貴(手前)とソーシャルディスタンスをとって話す今平周吾

10番、稲森佑貴(手前)とソーシャルディスタンスをとって話す今平周吾

 ◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス第1日(19日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 昨年大会覇者で前週のマスターズ(米国)を終えて17日に帰国し、18日に宮崎入りしたばかりの今平周吾が出場した。前半9ホールを2ボギー、後半の1番で初バーディーを奪い、10ホールを終えて1オーバーの暫定52位となっている。

 今平は、12日に運用された五輪強化指定選手に対する自主隔離の緩和(通称・アスリートトラック)が適用され、必要な防疫措置をとった上で大会出場が可能になった。この日は朝から、練習場の専用打席で調整を済ませ、前週優勝の香妻陣一朗、日本オープン覇者の稲森佑貴と同組でスタート。警備員2人とスタッフ2人が同行する厳戒態勢下の“新しいプレー様式”でのラウンドとなった。コンビを組む柏木一了キャディーは常にマスク着用で、ホール間に消毒液で手指を除菌。今平からボールやドリンクボトルを受け取る際もタオルを持った手で受け取り、クラブの受け渡し時にもグリップに触れないなど、配慮した。

 現在、前週3位のアマチュア・中島啓太(日体大2年)が4アンダーでトップ。3アンダー2位に、池田勇太、小鯛竜也、宮本勝昌らが並ぶ。金谷拓実、星野陸也、稲森が2アンダー8位。石川遼、香妻は2オーバー67位となっている。

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