石坂友宏、日本人最年少Vへ68で首位キープ…痛恨ダボは「やっちゃいけない」


15番、ラフからアプローチショットを放つ石坂友宏

15番、ラフからアプローチショットを放つ石坂友宏

 ◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス第3日(21日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 単独首位から出た石坂友宏(21)=日本ウェルネススポーツ大3年=は68で首位をキープ。

 14年の松山英樹の22歳271日を更新する21歳62日での日本人大会最年少Vを狙う石坂は、何とか首位を守った。「スタートからめちゃめちゃ緊張した」と振り返り、終盤までに5つ伸ばして迎えた17番パー3。左に曲げる痛恨のダボで単独での王手を逃した。「やっちゃいけない」と悔んだが、全体を通し「攻めのゴルフができた。あと一日ある」と切り替えた。

 99年の日本ゴルフツアー機構発足後では、プロ転向3試合目での優勝なら、16年趙炳旻の1試合目、13年松山英樹の2試合目に続く3位の記録となる。「多くの人に自分を知ってもらい、結果を出せたら」。賞金ランクは78位で、これまで2度観戦に訪れたことがある日本シリーズの初出場は最終日に懸かっている。

 ◆日本シリーズJTカップの出場資格

 例年通り30人が出場し、〈1〉前年大会覇者〈2〉今年のツアー優勝者〈3〉同3位タイ以内〈4〉賞金ランク上位者に出場権が与えられる。ここまで、昨年大会覇者の石川ら11人が資格を得ている。次週は試合がないため、今大会終了後に出場選手が決定する。

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