渋野日向子、風で苦しく5差6位「なかなか風とお友達になれない」…今季初優勝は遠のく


スタート前、原(左)のパンツのデザインに興味津々の渋野日向子

スタート前、原(左)のパンツのデザインに興味津々の渋野日向子

 ◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー メジャー JLPGAツアー選手権リコー杯第3日(28日、宮崎CC)

 2打差2位で出た渋野日向子(22)=サントリー=は2バーディー、4ボギーの74とスコアを落とし、通算5アンダーの6位へ後退した。首位と5打差に開き、今季初優勝は遠のいた。

 強風に苦しみ、フェアウェーキープ率は35・71%、パーオン率も50%に低迷した。バーディーチャンスを作ることに苦しみ「なかなか風とお友達になれないというか、流されてラフに行くことが多くて。(4つある)パー5で(バーディーを)取れなかったことは残念です」と悔しがった。

 20年国内ツアー最後のラウンドになる最終日に向けては「3つしっかり伸ばすことを徹底したい。波に乗っていけばあとは流れに身を任せる。この1年間苦労したので、自分のいろんな思いをぶつけたいなと思います」と語気を強めた。前週の今季最高5位を上回る好成績で12月のメジャー、全米女子オープン(10日開幕・米テキサス州)に向けて弾みをつける。

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