石坂友宏、日本シリーズJTカップ初の新人Vへ片山晋呉に“弟子入り”


片山晋呉(右)といっしょにラウンドした石坂友宏

片山晋呉(右)といっしょにラウンドした石坂友宏

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー20年最終戦 日本シリーズJTカップ(3日から4日間、東京・稲城市 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 国内男子プロツアーで20年最終戦のメジャー、第57回ゴルフ日本シリーズJTカップは3日から4日間、東京・稲城市の東京よみうりカントリークラブ(CC)で開かれる。昨年大会覇者や、コロナ禍の中で今年開催された5大会の上位3位までの選手と賞金ランク上位者など、今年のツアーを盛り上げた勢いのある30選手が集結する。

 最年少の石坂友宏(21)=日本ウェルネススポーツ大3年=が、ツアー通算31勝で永久シード保持者・片山晋呉(47)=イーグルポイントGC=に“弟子入り”し、2日の練習ラウンドをともにした。

 11月のダンロップフェニックスで自己最高の2位に入ると、片山からインスタグラムのメッセージで誘われ、「お願いします!」と返事。1日に続き、2日間で計18ホールを過去20度出場した“レジェンド”と回り「ラフが長いグリーン周りのアプローチが勉強になった」と感謝した。

 昨年大会と同時期に行われた予選会25位でプロ転向。無名の存在だったが、前戦の2位で注目度が急上昇した。インスタのフォロワー数も2倍の「1000人ほど」に急増した。

 73年のツアー制施行後では81年大会の羽川豊の23歳363日を抜く大会史上最年少V&新人では大会史上初の優勝が懸かる。「優勝争いができれば」と注目度に拍車をかける。

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