藤田寛之は68、相棒ピーター・ブルースキャディーとラストマッチ…最年長優勝で送り出す


18番、バーディーパットを惜しくも外して苦笑いする藤田寛之

18番、バーディーパットを惜しくも外して苦笑いする藤田寛之

 ◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第1日(3日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)

 10~12年大会王者の藤田寛之(51)=葛城GC=が5バーディー、3ボギーの2アンダー68の10位で滑り出した。アイアンショットがさえて1番で30センチ、2番で4メートルを沈めて連続バーディーで首位に立つと「3連覇した時のようなイメージでした」と17度目の舞台をかみしめた。

 今大会は、14年からタッグを組むピーター・ブルースキャディー(52)=オーストラリア=とのラストマッチ。「家族で帰って、向こうのゴルフ場で働くみたいで。相性がすごく良かったので残念ですけど彼の人生なので。今週、何とか上位に入って送り出せたら」と藤田。心優しい“シリーズ男”は、大会最年長記録(96年大会・尾崎将司の49歳312日)を更新する6年ぶりの復活Vを相棒にささげるつもりだ。

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