日本プロゴルフ協会(PGA)は19日、オンラインで会見を開き、21年シニアツアーの後半戦13試合を発表した。昨年12月に発表した前半戦4試合と合わせて、計17試合で賞金総額は7億7800万円となった。
昨年12月に開催した金秀シニア沖縄オープンでは、2日間で1147人の観客を動員した。PGAの倉本昌弘会長(65)は「金秀でもギャラリーを入れた実績から、4月の(初戦の)金秀でも入れたい。特別なことがない限りは、ギャラリーを入れた状態でやりたいと準備をしております」と、基本的に21年シーズンは観客を入れた状態で開催する方針を明かした。
観客動員数の上限については「その時、その時にどういう状況になっているかによります。1試合、1試合の主催者様と話し合いながら決めていきたい」と説明した。国内でも開始された新型コロナウイルス感染予防のワクチン接種。選手への接種に関しては「政府の方針もあると思いますので。私は受けたいなと思っていますが」と話すにとどめた。
また、昨年初めて5人の女子会員が誕生したことを受け、女子のティーチング選手権(開催日&開催コース未定)を初開催するという。18ホールストロークプレー方式で「4人が参加する。男子のティーチング選手権と同じ会場で、ティー位置を変えて行う。我々が主催する日本プロ選手権も、第一回大会は6人のみの参加だった。永続的に続けていきたいです」と倉本会長は、女子会員のさらなる増加を期待した。