「ゴルフの聖地」と呼ばれる英国のセントアンドリュースでも、スーパースターの早期回復への祈りが捧げられた。米男子プロゴルフツアー歴代最多タイの82勝を誇るタイガー・ウッズ(45)=米国=が23日早朝、自動車の単独事故で重傷を負った。ウッズの財団によると、右すねや足首の手術後意識は戻り、会話はできる状態だという。ただ、ゴルファーとしての再起については不透明な状況が続く。
そんな中、英国のセントアンドリュースオールドコースの1番ホールの脇には、ウッズに向けた巨大な砂絵が描かれた。ウッズのイニシャルの「TW」に「Thoughts&Prayers(思いと祈りを)」との文字がつづられ、世界中でSNS上で拡散された。男女メジャーの開催会場でもあり、ウッズにとっては2000年、05年の全英オープンを制した思い出深い場所でもある。