「ゴルフ天才少女」須藤弥勒ちゃんがプロパッティングツアー開幕戦で35人中17位「悔しいです」


プロパッティングツアー開幕戦で35人中17位となった「天才ゴルフ少女」須藤弥勒さん

プロパッティングツアー開幕戦で35人中17位となった「天才ゴルフ少女」須藤弥勒さん

 2018年のゴルフ世界ジュニア(6歳以下)で2連覇し“天才少女”と呼ばれる須藤弥勒(みろく)さん(9)が27日、プロパッティングツアー開幕戦(兵庫・ダンロップGC)にアマチュアとして出場し、35人中17位となった。

 パッティングツアーは、その名の通り、パットだけのグリーン上の勝負。約5メートルから約20メートルの距離で18ホールが設定され、パー36で競う。優勝は5アンダーで、弥勒さんは8打差の17位。「悔しいです。ジュニアの試合ではこんなことはないですけど、きょうはピリピリした雰囲気にのみ込まれてしまいました」と率直に話した。

 日本プロパッティング協会が運営するプロパッティングツアーは、この日の開幕戦から11月の全日本選手権(開催地未定)まで10戦行われる。「課題は分かりました。第2戦(3月21日、岡山・岡山西GC)から、もう一回、頑張って優勝を目指していきたいです」と弥勒さんはリベンジを誓った。コーチで父の憲一さん(47)も「パットが本当にうまい選手のプレーを間近で見て、弥勒も私も勉強になりました。明日からの練習に生かしていきたい」と前向きに話した。

 「将来の目標は女子の海外メジャーですべて優勝することです」。大いなる野望に向けて“天才ゴルフ少女”は挑戦を続ける。

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