◆米男子プロゴルフツアー アーノルド・パーマー招待 最終日(7日、米フロリダ州=7466ヤード、パー72)
米ツアー通算5勝の松山英樹(29)=LEXUS=は35位で出て4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算2アンダーで18位だった。2位で出たブライソン・デシャンボー(27)=米国=が71で回り、逆転でツアー通算8勝目を飾った。
松山は6番でボギーが先行も、8番パー4でフェアウェーから残り130ヤードの第2打をピン左奥約4メートルにつけて、パットを決めきり初バーディーを奪った。後半も12番で約4・5メートル、13番で約4メートルのバーディーパットを沈めて伸ばした。18番は「安全に行ったのが全然安全じゃなかった」と第2打がフェアウェー右サイドの池につかまりダブルボギーとなった。
ホールアウト後のインタビューでは「なかなかパッティングが思うようにいかなかったけど、12番、13番、14番といいパットが入った。最後(18番)はバーディーを取れるシチュエーションじゃないのでもったいなかった。(ショットは)少しずつ良くなっている。この風の中でも安定して打てているところもあった」と語った。
次戦は11日開幕のプレーヤーズ選手権(フロリダ州TPCソーグラス)に出場予定。昨年大会は第1ラウンドでコースレコードに並ぶ63をマークし、暫定首位発進を切ったが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、初日後に中止が決まった。リベンジも懸かる同大会に向け、「ショートゲームがアプローチも含めて最近は思うようにいっていないので、そこをしっかりできるように。いい状態で挑まないといいプレーはできないコース。もっと精度を高められるように」と見据えた。