渋野日向子は16番終了5アンダーで6打差暫定15位後退「正直、終わらせたかった」


17番、ティーショット前に降雨のため中断となり、タオルを頭に乗せる渋野日向子

17番、ティーショット前に降雨のため中断となり、タオルを頭に乗せる渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー Tポイント×ENEOS 第2日(20日、鹿児島高牧CC=6424ヤード、パー72)

 第2ラウンドは降雨によるコースコンディション不良のため、サスペンデッドとなった。3打差4位から出た渋野日向子(22)=サントリー=は16番終了で3バーディー、3ボギーのイーブンで通算5アンダーのまま。65で終え、11アンダーとした暫定首位のサイ・ペイイン(台湾)とは6打差の暫定15位とし、優勝争いから後退した。残り2ホールは21日に消化する。

 渋野は「正直、終わらせたかった。(後半は)悪い流れではなかったので、その流れで行きたかった。雨だったので、打ちたい距離を打ちにくくなっていたけど、気持ち的には行きたかった」と残念そうだった。

 16ホールの内容に関しては「前半はパーオン率が低く、アプローチ勝負になってしまいボギー3つ。長い(パット)のが入ってくれたり、パー3で2個バーディーを取れたけど、入れたい距離のパットを外すことが多かったので、悔しい。(雨が強まった)後半はかなりスイングを意識してやっていた。個人的には後半のショットは良かった」と分析した。

 最終日に向けて「(残り2ホールで)大たたきせん限り、予選は通る。パー、パーでいけるように。明日は朝から風の予報。ここ2戦苦戦している風との戦いになる。自分の打ちたいショットを打てるかどうかがカギになる」と話した。

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