渋野日向子 2ホール残しサスペンデッド 6打差の暫定15位に後退


17番、ティーショット前に降雨で中断となり、タオルを頭に乗せる渋野日向子(カメラ・豊田 秀一)

17番、ティーショット前に降雨で中断となり、タオルを頭に乗せる渋野日向子(カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー Tポイント×ENEOS第2日(20日、鹿児島・鹿児島高牧CC)

 降雨により26人が競技を終えられず、サスペンデッドとなった。プレーを終えた中では、ツアー未勝利の山内日菜子(24)=ライク=が21位で出て、5バーディー、ボギーなしでツアー自己最少スコア67。通算8アンダーで3打差の暫定4位に浮上した。同じ“ひなこ”の渋野日向子(22)=サントリー=の存在を刺激に、88年のツアー制施行後、史上初の主催者推薦での繰り上がり出場から初優勝を狙う。65のサイ・ペイイン(29)=台湾=が11アンダーで暫定首位。渋野日向子は16番を終えて通算5アンダー。

 大会主催のTポイント・ジャパンと契約するホステスプロの渋野は16番終了で3バーディー、3ボギーとスコアを伸ばせず。3番で13メートルのバーディーも、8番で第2打を池に入れボギー。5アンダーで、3打差4位から6打差の暫定15位に後退6打差の暫定15位に後退した。「正直、終わらせたかった。悪い流れではなかったので、その流れで行きたかった」と残念がった。

 この日の内容を「前半はパーオン率が低くボギー3つ。入れたい距離のパットを外すことが多く、悔しい。個人的には後半のショットは良かった」と分析した。20ホール回る予定の21日へ「(残り2ホール)大たたきせん限り予選は通る」。強風の予報に「自分の打ちたいショットを打てるかどうかがカギ」と警戒した。

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