山下美夢有「思い出のコースなので楽しみ」富士フイルム・スタジオアリス女子へ意気込み


プロアマ戦でティーショットを放つ山下美夢有

プロアマ戦でティーショットを放つ山下美夢有

◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン(9日開幕、兵庫・花屋敷GCよかわC=6390ヤード、パー72)

 開幕前日の8日、プロアマ戦が行われ、山下美夢有(19)=加賀電子=が会見に臨んだ。

 先週のヤマハレディースでは初日から3日間、首位を走ったが、最終日に66をマークして優勝した稲見萌寧(21)=都築電気=に1打及ばず2位に終わり、「試合が終わって疲れがどっと来た」と4日間大会での疲労を吐露。家族からは「よく頑張った」とねぎらいの言葉をもらった。

 その後はしっかりと体のメンテナンスをして、今大会に向けて調整を続けてきた。「前回に引き続きいい状態で来ている。切り替えて、この試合で上位を目指して頑張ろうと思います」と意気込んだ。

 今大会が行われる花屋敷GCよかわCは思い出のあるコースだ。同コースで決勝が行われたスタジオアリス女子オープンジュニアカップで、小学4年時(11年)には3・4年の部で3オーバーで優勝。6年時(13年)には5・6年の部で2オーバーで優勝している。「思い出のあるコースなので本当に楽しみにしていました」と縁起のいいコースでのプレーに胸を躍らせた。

 2019年11月のプロ転向後、プロアマ戦を回るのは初めて。「みなさん上手で、後半は負けていたんじゃないですかね」と苦笑いを浮かべたが、「楽しくできました」と笑顔だった。ともにパー4の1番と18番をキーホールに上げた山下。「調整を最後にしっかりして試合に臨めたら」と気合を入れた。

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