◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社特別協力 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日(11日、兵庫・花屋敷GCよかわC=6390ヤード、パー72)
4人が並ぶ首位から出て4バーディー、2ボギーの70で回った小祝さくら(22)=ニトリ=は、通算5アンダーで並んだ稲見萌寧(21)=都築電気=とのプレーオフに敗れ、2位に終わった。
小祝は7番で初ボギーも、8、9、10番で3連続バーディー。12番で6メートルのバーディーを奪うと、一時は後続を3打リードし、混戦を抜け出したかと思われた。だが、14番で7メートルから3パットのボギーを喫し、5アンダーでホールアウト。終盤の15~17番の3連続バーディーなどで70とした稲見とのプレーオフでは、2ホール目で敗れた。
プロ100戦目の節目を飾れなかった小祝は「まずは悔しい。今日は14番の3パット(ボギー)がもったいなくて、流れも悪くなった。15、16番(のチャンス)でバーディーが取れなかった」と悔しそうだった。全体を振り返り「パットは入らなかったものの、攻めのゴルフはできて負けてしまったので仕方ない」とも話した。
プレーオフは18年ゴルフ5レディス以来2度目で、連敗となった。「あっという間に終わってしまった。前回もプレーオフで負けて悔しくて、普通に負けるよりも悔しい。前回、申ジエさんに負けて、今回はリベンジの気持ちで頑張りたかったけどできなかった。また明日から練習を頑張りたい。この結果を無駄にせず、レベルアップできるように取り組みたい」と気持ちを切り替え、自らに言い聞かせた。