渋野日向子 71の通算5アンダーで決勝Rへ 出だし10番池ポチャは「かなり悔しい」


◆米女子プロゴルフツアー ロッテ選手権 第2日(15日、米ハワイ州カポレイGC=6563ヤード、パー72)

 第2ラウンド(R)が行われ、首位と4打差の14位から出た渋野日向子(22)=サントリー=は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算5アンダーでホールアウト。現段階で暫定35位につけており、決勝R進出を確実にした。渋野は午前スタート組で、午後組の選手がまだプレーを続けている。

 渋野は出だしの10番で「いいショットしたな」と好感触も、池につかまり痛恨のダブルボギーでスタート。だが、11番パー4でフェアウェーからの第2打をピン手前の狭い位置に攻めると、ピンまで約2メートルにつけてバーディーとし、バウンスバックに成功。14番パー5では約4メートルのバーディーパットを決め切った。17番パー5は2オンし、約5メートルのイーグルパットは入れられずも、楽々バーディーを奪取。後半は7番パー5で3打目のアプローチをピンそば1メートル弱に寄せてバーディー。スタートホールこそ悔しさが残ったが、2日連続でアンダーパーをマークした。

 ホールアウト後のインタビューでは「スタートホールでいいショットしたなと思ったのが池に入ってしまって。かなり悔しいスタートだったけど、その後は持ちこたえてなんとか1アンダーで回れたので良かった。あそこで取れたので本当に(気持ちを)切り替えることができた」と振り返った。この日の平均飛距離は280ヤード。改造中のスイングに関しては「今日は全体的に飛んでいたなという印象はある。ちょっとずつ振ってくる中でもそんなにブレることがないな、とちょっと自信が増えてきたからこそ振れているのかなと思う。そうやって距離が飛んでるのはすごくうれしい」と明るい表情を見せた。

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