首位発進の19歳山下美夢有は同学年・笹生優花に刺激「すごくいいライバルで応援している」


1番、リラックスした表情でセカンドショットに向かう山下美夢有(カメラ・石田 順平)

1番、リラックスした表情でセカンドショットに向かう山下美夢有(カメラ・石田 順平)

◆女子プロゴルフツアー ▽KKT杯バンテリンレディス 第1日(16日、熊本空港CC=6501ヤード、パー72)

 2001年度生まれで、笹生優花と同じ“21世紀世代”の山下美夢有(みゆう、19)=加賀電子=が6バーディー、1ボギーの5アンダー、67で首位発進した。2019年11月にプロテストに合格した同期の米ツアーでの活躍に刺激を受け、初優勝を狙う。

 山下は終盤16、18番でバーディー。2週ぶり3度目の首位発進に「5~6メートルがよく入ってくれた」と笑顔で振り返った。世代トップを走る笹生とは前週もLINEで連絡を取ったそうで、米ツアー・ロッテ選手権(ハワイ)での2日連続首位の活躍に「すごくいいライバルで応援している。私は日本で頑張っていかないとなと思います」と語った。

 今季のツアーメンバー最小の身長150センチの新人は、2週前のヤマハレディースで優勝争いの末、1打差の2位とツアー初優勝に近づいている。平均飛距離230ヤードで笹生に約40ヤード劣るが、「笹生さんは飛距離が出て、魅せるゴルフができる選手。私は飛距離は飛ばない方ではないけど、ボギーを打たずにパー5で(バーディーを)取るゴルフかな」と手堅いプレーを貫いていく。

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