◇日本男子プロゴルフツアー 東建ホームメイトカップ 第3日(17日、三重・東建多度CC名古屋C=7081ヤード、パー71)
ツアー1勝の香妻陣一朗(26)=フリー=が17日、自身のツイッターで「PCR検査の結果。僕は無事陰性でした」とファンに向けて報告した。
16日の第2ラウンド後、大会に出場していた2011年と15年賞金王の金庚泰(34)=新韓銀行=の新型コロナウイルス陽性が判明。同選手と第1ラウンド同組でプレーしていた香妻と時松隆光選手会長(27)=筑紫ケ丘GC=の同伴競技者2人は、第2ラウンドで予選落ち後に病院へと向かい、PCR検査を受けていた。
男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構と大会主催の東建コーポレーション株式会社は大会関係者の安全を第一に考え、17日の第3ラウンドの中止を決定。会場内への立ち入りを禁止して、金の行動履歴に基づき、会場内の消毒作業などに当たっている。18日の最終ラウンドが行われるかどうかは17日夕に発表される予定だ。
国内男子ツアーは36ホール消化時点で大会が成立する。18日の最終ラウンドが中止となれば、第2ラウンドを終えて通算10アンダーの単独首位に立っている、注目ルーキーの金谷拓実(22)=フリー=が、昨年11月以来のツアー通算3勝目となる。