◆女子プロゴルフツアーフジサンケイレディス第2日(24日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6439ヤード、パー71)
1年5か月ぶりにツアーに出場した佐伯三貴(36)=東北福祉大=が15番まで5連続を含む7バーディー、2ボギーの猛チャージ。通算3アンダーまでスコアを伸ばし、初日の66位から首位と3打差の9位まで急上昇中だ。
佐伯は現在、東北福祉大などでコーチとしても活動。大会前日の22日には「以前に比べ、技術は劣っていると思うけど、精神面は良くなっています。川奈では2回(2007、13年)優勝しているので、イメージもいい」と落ち着いた表情で話していた。
東北福祉大の後輩の松山英樹(29)=LEXUS=がマスターズ制覇。大会前には松山の方から電話があり「僕が勝ったので三貴さんも勝ってください」と激励を受けたという。天下のマスターズ覇者の言葉が、にわかに現実味を帯びてきた。
佐伯が指導する田辺ひかり(24)=伊藤園=は初日に1打差2位と好発進。上位での師弟対決も注目される。
第2日は36組中、初日首位の永峰咲希(25)=ニトリ=、2位の田辺、3位タイの藤田さいき(35)=チェリーゴルフ=の最上位組は第27組として午前11時40分にスタートする。