金谷拓実 初日雨天中止も来月全米プロから米転戦へ「いい休息」


◆日本男子プロゴルフツアー ▽中日クラウンズ 第1日(29日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 国内男子プロゴルフツアーの第61回中日クラウンズ(名古屋GC和合C)は大雨のため、29日に予定された第1ラウンド(R)を中止した。5月1、2日も雷雨予報となっており、大会初の54ホール短縮競技での開催を決定。賞金加算は75%となる。30日の第1Rはコース復旧作業のため、1時間遅れて午前9時に第1組がスタート予定。出場選手に新型コロナ陽性者が出た2週前の東建ホームメイトカップも、54ホール短縮競技で争われていた。

 早朝スタート予定だった賞金ランク1位の金谷拓実(22)=フリー=はこの日、会場内で練習。「残念だけど、いい休息も取れるし、連戦が続いていたので、リラックスできるかなと。ちょっと練習とトレーニングして、明日に向けてしっかり準備したい」と“水入り”を前向きにとらえた。

 注目新人は東建―で通算3勝目を挙げ、世界ランクは東京五輪圏内の日本勢2番手の80位まで浮上した。関係者によると5月のメジャー、全米プロ選手権(20日開幕)の招待状が既に届き、米ツアー、メモリアル・トーナメント(6月3日開幕)への推薦出場も決定。出場権が得られればメジャー、全米オープン(同17日開幕)まで米国遠征を予定しているという。(榎本 友一)

 星野陸也(勝てば賞金ランク1位浮上の可能性もある日本勢3番手の世界ランク99位の24歳)「2週連続の優勝を目指して、明日に備えて体調を整えて頑張りたいです」

最新のカテゴリー記事