◆男子プロゴルフツアー ゴルフパートナー・プロアマ 第2日(21日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード、西C=6531ヤード、ともにパー70)
第2ラウンド(R)が行われ、全組がホールアウトした。初日にツアー自己最少60をマークし、首位発進した大槻智春が東コース(C)を回り7バーディー、1ボギーの64をマーク。通算16アンダーでトップをキープした。詳細な記録が残る1985年以降では、初日からの36ホールで87年の倉本昌弘の記録を2打更新するツアー最少となる124ストロークをマークした。
首位スタートのショーン・ノリス(南アフリカ)が東Cを68で回り12アンダーで4打差の2位に入った。
6打差の25位から出た石川遼は東Cを回り8バーディー、1ボギー、この日のベストスコアタイの63と猛チャージ。東Cで65をマークした内藤寛太郎、西Cを66で回った亀代順哉と並び3位に順位を上げた。
トッド・ペク(米国)が東Cを69で回り10アンダー6位。7位には比嘉一貴、張棟圭(韓国)、アンジェロ・キュー(フィリピン)が9アンダーで入った。小田孔明、市原弘大、梅山知宏、池上憲士郎、ディラン・ペリー(オーストラリア)、宋永漢(韓国)、ラヒル・ガンジー(インド)が8アンダー10位に並んだ。
新型コロナの影響でツアー外競技のエキシビションマッチとなった昨年、優勝した関藤直熈はこの日のベストスコアに並ぶ63と伸ばし、7アンダーで95位から17位に大きく順位を押し上げた。
今大会は日本初のプロアマ形式の大会で、4日間を通じて原則プロ2人、アマチュア2人の4人が同組で回る。昨年末まで全国の会場で予選を勝ち抜いて出場するアマチュアは予選Rの2日間はダブルス戦で競い、決勝Rではスクラッチ戦で争う。この日はアマチュアとして俳優の市村正親さんやプロ野球・中日などでプレーした谷繁元信さん、和田一浩さんらが参加した。