最年長メジャーV狙うミケルソンが単独首位 松山英樹は8打差23位へ後退 全米プロ選手権


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 第3日(23日、米サウスカロライナ州キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72)

 激動の「ムービング・サタデー」が終了した。「最強レフティー」フィル・ミケルソン(50)=米国=が首位タイで出て、5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70をマーク。通算7アンダーの単独首位で2013年の全英オープン以来となる、メジャー6勝目&史上最年長メジャー制覇に王手をかけた。

 2018年&19年大会覇者のブルックス・ケプカ(米国)は3位で出て5バーディー、3ボギーの70で回り、1打差の2位に迫った。2010年全英オープン覇者のルイ・ウェストへーゼン(南アフリカ)が2打差の3位で追う。

 昨年の全米オープン王者のブライソン・デシャンボー(米国)、19年全米オープン覇者ゲーリー・ウッドランド(米国)は2アンダーの7位で続く。任成宰(韓国)は1アンダーの10位に後退。史上6人目の生涯グランドスラム(メジャー4冠)がかかるジョーダン・スピース(米国)、初のメジャー制覇を狙うリッキー・ファウラー(米国)はイーブンパーの13位に浮上した。

 4月のメジャー初戦マスターズで、アジア人初優勝を飾った松山英樹(29)=LEXUS=は2打差4位で出て3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76とスコアを落とした。首位と8打差の通算1オーバーの23位へ後退し、メジャー2連勝は厳しくなった。

 世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)、大会連覇のかかるコリン・モリカワ(米国)は3オーバーの38位となった。同じ会場で開かれた2012年大会覇者のロリー・マキロイ(英国)は5オーバーの51位。日本ツアーメンバーのチャン・キム(米国)は6オーバーの58位となった。

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