女子プロゴルフツアーのリゾートトラストレディスは27日から4日間、愛知・セントクリークGC(6605ヤード、パー72)で無観客で行われる。25日、予選ラウンド(27、28日)の組み合わせが発表され、19年の前回大会(昨年はコロナ禍の影響で中止)でツアー初優勝した原英莉花は、河本結、アマチュアの岩井明愛と同組が決まった。初のディフェンディングチャンピオンとして大会を迎える原英莉花のプレーが注目される。河本結は米ツアーから撤退し、日本ツアーを主戦場とすることを表明した後の初戦となる。
前週の中京テレビ・ブリヂストンレディスで今季6勝目を挙げた稲見萌寧は、大里桃子、新垣比菜と同組で回る。今年12戦で5勝と絶好調の21歳は今大会も有力な優勝候補に挙がる。
ツアー通算23勝で2月4日に第1子の男児を出産し、今大会から復帰する横峯さくらは、イ・ボミ(韓国)、青木瀬令奈と同組となった。横峯は妊娠7か月だった昨年11月のTOTOジャパンクラシック(76位)以来、約半年ぶりの出場。出産から約3か月と3週で職場復帰する横峯の「ママデビュー戦」も注目される。
19年AIG全英女子オープン優勝の渋野日向子は米女子ツアー参戦中のため、出場しない。