女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子オープンは3日(日本時間同日夜)に米カリフォルニア州オリンピックC(6457ヤード、パー71)で開幕する。日本勢は11人が出場する。
米ツアー3勝で初メジャー制覇を狙う大会4度目の出場となる畑岡奈紗は2日、「毎年すごく難しいコースですけど、今はすごく楽しみな気持ちが大きい」と意気込みを語った。
前週のマッチプレー大会は16強入り。「先週が終わってから練習を重ねて良い部分に気づけたので、そこを日曜日から取り組んでやっていて、だいぶコースの中でも良いボール、イメージ通りのボールが打てるようになってきた」と手応えを明かした。
難セッティングのコースの印象を「ティーショットはカーペットに打っているくらい、細い印象でラフに外してしまうとすごく絡まってくるので、フェアウェーに運ぶのが1番のポイントになる」と分析した。グリーン上についても「日に日に硬くなってきて、月曜日よりも速くなってきているので、手前から攻めていくのが基本になる」と警戒し、「パーを友達にできるようにしていきたい。風がどれぐらい吹くかにもよるけど、(優勝スコアは)10アンダー前後になるのでは」と予測した。
渋野との同組については「特に意識をすることなく、お互いに良いプレーができたらいい」とし、大会に向けて「自分らしいプレーができるように頑張りたい」と気を引き締めた。