前回4位の渋野日向子「バーディー取れるホールがなかなか見つからない」


 女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子オープンは3日(日本時間同日夜)に米カリフォルニア州オリンピックC(6457ヤード、パー71)で開幕する。日本勢は11人が出場する。

 昨年12月の前回大会4位の渋野日向子は2日、「半年ぶりなので、最近あったのになぁという感じなんですけど、場所が違うのでまた違う試合の感覚。(前回とは)コースもだいぶ違いますし、難しさも今までで1番かなというようなコース。とりあえずまっすぐ飛ばすゴルフがしたい」と心境を語った。

 屈指の難コースを練習ラウンドで確かめ、「全てのホールが難しすぎる。とりあえずパーオンできればオッケーと思っていかなきゃいけないくらいグリーンも小さい。フェアウェーの傾斜もすごく強いので、ラフに入ったときにどうフェアウェーに出すか、どのクラブを使うかをしっかり冷静に考えてやりたい。バーディー取れるホールがなかなか見つからなかったので、3つあるパー5でどうにか取れたらいいかな」と見据えた。

 予選ラウンドは同学年の畑岡奈紗と同じ組でプレーする。「米国では初めてなのですごく楽しみですし、負けないように頑張りたいなと思います」と心待ちにした。逆転で東京五輪切符をつかみたい渋野は「とりあえず4日間は回り切りたいという気持ちがあるけど、コースが今までで1番難しいので、今持っているものをしっかり出せるように。やるべきことをしっかりできるように頑張りたい」と意気込んだ。

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