渋野日向子は2オーバー「最後のバーディーで悪い流れを断ち切ることができた」


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン第1日(3日、米カリフォルニア州オリンピックC=6362ヤード、パー71)

 前回大会4位の渋野日向子は4バーディー、6ボギーの73で、2オーバー、現時点で暫定40位となっている。

 前半を3バーディー、4ボギーの1オーバーで回り、後半はともにグリーンを外した13番、14番で連続ボギーをたたいたが、18番で第2打を2メートルに運びバーディー締めとなった。

 ラウンド後のインタビューで「出だしから情けないボギー発進だった。その後もバーディー、ボギーの繰り返しだった。ラフに入れてしまってのボギーは仕方ないけど、ラフに入れないでボギーを打つことが多かったので、それが悔しい。ショットの感触はよかったので、バーディーも取れた。後半はパットを決めきれず、パーオンしないホールはボギーを打ってしまい流れが悪かったけど、最後に断ち切ることができてよかった」と、安どした表情で振り返った。

 難しいコースセッティングに苦労した様子で「すべてのホールに傾斜がある。理解していてもピンポイントで打たないと、どうしてもラフに行く。なかなかパーを取ることはできなかったけど、ダボを打つことはなかった。ティーショットに関してはすごく難しく感じた」とした。その一方で「今日は何ホールも狭い中でもチャンスにつけるホールはあったので、自信を持っていい」と収穫も挙げた。

 2日目へ「12時間後にはゴルフ場にいる。まだ寝ながらゴルフしている感覚だとは思うけど、最終ホールでバーディーを取れたので、いい流れでスタートできる。しっかり我慢しながら、取れるところで取りたい」と、気持ちを向けた。

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