ツアー史上初の「ダブル・ホールインワン娘」山路晶が好スタート「集中してプレーできた」


山路晶

山路晶

◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス 第1日(4日、新潟・ヨネックスCC=6435ヤード、パー72)

 先週のリゾートトラストレディス第2ラウンド(28日)でツアー史上初の同一ラウンド2度のホールインワンを達成しながらも予選落ちを喫した山路晶が、4バーディー、ボギーなしの68で回り、首位と2打差の2位と好スタートを切った。「雨の中、集中してプレーできました」と会心の笑みを見せた。笠りつ子が6アンダーで首位に立った。

 ちょうど1週間前、山路は歴史的な快挙を成し遂げた。リゾートトラストレディスが開催されたセントクリークGCの3番パー3、7番パー3で連続ホールインワンを決めた。しかし、まさかの予選落ち。「たくさん連絡をもらいました」と山路は笑いながら話した。

 3番は特別賞金10万円。ツアー史上初の一日2度のホールインワンとなった7番には100万円の特別賞金が贈られた。しかし、予選落ちで本賞金は0円だったため「自分へのご褒美は特にありません」と苦笑いした。

 先週、予選落ちを喫したが、ホールインワン2度のショット力は本物。この日も4番パー4で残り95ヤードの第2打を、あと50センチで直接、カップインとなるスーパーショットを放った。逸材がそろう1998年度生まれ「黄金世代」の一員でもある「ダブル・ホールインワン娘」は、今週も存在感を見せている。

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