畑岡奈紗、69と伸ばし決勝ラウンド進出確実に「アンダーに持っていけたのは大きい」


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン第2日(4日、米カリフォルニア州オリンピックC=6362ヤード、パー71)

 5打差の26位から出た畑岡奈紗は7バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69と好スコアをマークし、通算1アンダーで予選ラウンド2日間を終えた。「7つバーディーを取れたとは思っていなかった。アンダーに持っていけたのはすごく大きかった」と満足げ。「バーディーとお友達になれた?」の問いかけには「そうですね。そっちの方がよりいいです」とうれしそうだ。

 14番パー4で第1打、第2打ともに右に曲げ、4オン、2パットのダブルボギーとしたが、15番パー3で第1打を右手前3メートルにつけるバーディーですぐに取り返した。17番からは3連続バーディーを奪って流れを引き寄せた。「(ダボは)ボギーに抑えられていたら違った流れだったかなと思うけど、3連続バーディーは気持ちを強く持ってできた」。終盤は5番で4メートルのパットを沈めてバーディー。6番も連続で伸ばし「ショットとパッティングのかみ合わせがすごく良かった」とうなずいた。

 まだプレー中の選手もいるが、現時点で暫定9位につけており、決勝ラウンド進出を確実にしている。「上との差もそんなに開いていないので、しっかり明日伸ばしていい位置で最終日を迎えられるようにしたいです」と表情を引き締めた。

 日本勢の笹生優花と首位スタートのメリッサ・リード(英国)が5アンダーで首位に立っている。

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