日没順延された第2R終了…初優勝狙う木下稜介が7アンダーで4差単独首位、64選手が決勝R進出


14番、第2打を放つ木下稜介。日没サスペンデッドにより暫定通算7アンダー1位

14番、第2打を放つ木下稜介。日没サスペンデッドにより暫定通算7アンダー1位

◆男子プロゴルフツアー メジャー第1戦 日本ツアー選手権森ビル杯 第2日(5日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7387ヤード、パー71)

 4組10人がホールアウトできずに日没順延となっていた第2ラウンドが午前6時10分から再開され、午前7時過ぎに終了した。

 ツアー初優勝を目指すプロ9年目の木下稜介(29)=ハートランド=がショット、パットともにさえて5バーディー、2ボギーの68をマーク。通算7アンダーの首位に立った。

 ともにツアー初Vを狙う上井邦裕、古川雄大が3アンダーの2位で追う。アンソニー・クウェイル(豪州)、アマチュアの杉原大河(東北福祉大4年)の2人が、5打差の4位に並んだ。

 2018年&19年賞金王・今平周吾、いずれも初優勝を狙う小斉平優和、亀代順哉、大岩龍一が1アンダーの6位につけた。ツアー1勝の宋永漢(韓国)、19年大会王者の堀川未来夢、内藤寛太郎、ツアー2勝の浅地洋佑、日本オープン2勝の稲森佑貴、14年大会覇者の竹谷佳孝、ジェイ・チョイ(米国)がイーブンパーの10位で続く。

 初優勝を目指す伊藤有志、ツアー1勝の片岡尚之、通算1勝の香妻陣一朗らが1オーバーの17位に並ぶ。地元・茨城県出身の大槻智春は2オーバーの24位。通算3勝の時松隆光選手会長は3オーバーの31位。アマチュアの米沢連(東北福祉大4年)、16年大会王者の塚田陽亮は5オーバーの45位。ツアー17勝の石川遼、森ビルとスポンサー契約する小田孔明は6オーバーの56位で予選を通過した。計64人が決勝ラウンドへと進んだ。

 一方で世界アマチュアランク1位の中島啓太(日体大3年)、通算20勝の谷口徹、通算31勝の片山晋呉は7オーバーの65位で一打及ばず。2001年&10年大会覇者の宮本勝昌は8オーバーの82位、12年賞金王の藤田寛之、17年賞金王の宮里優作は9オーバーの88位。通算21勝の池田勇太は11オーバーの108位で、いずれも予選落ちとなった。

 第3ラウンドは、午前8時から開始予定となっている。

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