◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン第2日(4日、米カリフォルニア州オリンピックC=6362ヤード、パー71)
41位から出た渋野日向子は1バーディー、6ボギーの76とスコアを5つ落とし、通算7オーバーでホールアウトした。暫定95位で予選通過(60位まで)の圏外となり、結果は後続次第となった。
この日はグリーン上で苦戦した。9番から出ると、10番、12番でボギー。15番パー3で初バーディーを奪うも、18番で落とし、後半は4番、5番、7番でボギーとした。
ラウンド後は「いいショットでスタートできて、バーディーを決めたかったけど、なかなか流れをつかむことができないまま最後まで終わってしまった。どれか1個入ってくれたらな、と思っていたけどなかなか入ってくれなかった。ショットがいい分、悔しい。どうにもできなかったのが悔しい」と振り返った。
初日とのグリーン上の感覚の違いを問われ、「そこまで考えることができないくらい自分の問題だった。距離感の対応はぼちぼちできていた。入らなかったパットは全部自分の責任。ミスパットばかりで、本当に自分に腹が立つ」とした。「ラインの読み間違いならまだ許せる。いろいろ(フラストレーションが)積もり積もるな。(ショットの)距離感も何となく合ってきたので、それがスコアにつながらないのが何回か続き、すごく悔しい」と続けた。
予選ラウンド2日間を振り返り、「悔いの残るラウンドしかやっていない」と厳しい表情。今後に向けて「自分のいいところはしっかり吸収して、悪いところはこれからに向けて直していけるようにしたい」と前を向いた。