大会最年少V狙う笹生優花、1打差2位で最終日へ「明日は全力で頑張ります」…全米女子オープン


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン第3日(5日、米カリフォルニア州オリンピックC=6362ヤード、パー71)

 1打差の単独首位から出た19歳の笹生優花は4バーディー、4ボギーの71で回り、通算6アンダー。終盤に粘りのゴルフを見せたが、1打差の2位に後退した。ホールアウト後のインタビューでは「今日はとにかく辛抱強くプレーしようと思っていた。(メジャーで初の優勝争いで)このポジションにいるのは初めてなので自分でも感触がよく分かっていないけど、とにかく素晴らしい選手たちと一緒にプレーできていることが幸せです。明日は全力で頑張ります」と話した。

 大会最年少Vで初のメジャー制覇を目指す笹生は、1番パー5で第3打をピン右2メートルにつけてバーディーが先行。4番でボギーをたたくも、7番パー4ではグリーン左のバンカーからの第2打をピンそば1メートルに寄せてバーディー。1つスコアを伸ばして折り返した。だが、後半は10番でバーディーを奪うも、13番、14番の連続ボギーでトンプソンの追い上げもあり、2位に後退。その後は17番パー5でグリーン奥のラフからの第3打を1メートル半につけるバーディーで追いついたが、18番はボギーとし2位に順位を下げてホールアウトした。

 ツアー通算11勝のレクシー・トンプソン(米国)が6位から出て5バーディー、ボギーなし、この日のベストスコア66と猛チャージ。7アンダーで単独首位に立った。

 5打差の9位から出た畑岡奈紗は4バーディー、4ボギーの71で回り1アンダーでトップとは6打差に開いたが、6位に順位を上げた。

 47位から出た上原彩子は2バーディー、5ボギーの74と粘り8オーバー40位に浮上した。

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