初優勝を狙う木下稜介が6差単独首位でサンデーバックナインへ


6番、第2打をを放つ木下稜介(カメラ・山崎 賢人)

6番、第2打をを放つ木下稜介(カメラ・山崎 賢人)

◇男子プロゴルフツアー メジャー第1戦 日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(6日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7387ヤード、パー71)

 時折雨の降る曇天の下、最終ラウンドが行われ、最終組が前半9ホールを折り返した。

 ツアー初優勝を目指すプロ9年目の木下稜介(29)=ハートランド=が4打差の単独首位で出て3つスコアを伸ばした。通算14アンダーの単独首位を守り、1973年のツアー制施行後28人目となるメジャーでの初優勝に向けて独走態勢で「サンデー・バックナイン」へと突入した。

 初優勝を狙う大岩龍一が6打差の2位。1973年のツアー制施行後5人目のアマチュアVに挑む杉原大河(東北福祉大4年)、ツアー5戦目の新人・古川雄大が7アンダーの3位で追う。

 19年大会王者の堀川未来夢、飛ばし屋の幡地隆寛、アンソニー・クウェイル(豪州)は5アンダーの5位で続く。上井邦裕、ツアー1勝の宋永漢(韓国)が4アンダーの8位で追う。小野田享也、清水大成、18年&19年賞金王・今平周吾は3アンダーの10位となっている。

 日本オープン2勝の稲森佑貴、14年大会覇者の竹谷佳孝、時松隆光選手会長は2アンダーの13位。ツアー通算17勝の石川遼はイーブンパーの22位。アマチュアの米沢連(東北福祉大4年)は1オーバーの28位。ツアー1勝の片岡尚之は5オーバーの42位。通算2勝の浅地洋佑は10オーバーの59位となっている。

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