天才少女・須藤弥勒ちゃんが全米女子OP優勝の笹生優花を祝福&最年少優勝記録更新を宣言


昨年9月のゴルフ5レディスで対面した笹生優花(左)と須藤弥勒さん

昨年9月のゴルフ5レディスで対面した笹生優花(左)と須藤弥勒さん

 2017、2018年にゴルフ世界ジュニアを連覇し“天才少女”と呼ばれる須藤弥勒さん(9)が8日、大会史上最年少の19歳351日で全米女子オープンを制した笹生優花(ICTSI)を祝福した。同時に今後10年以内に優勝し、笹生の最年少記録の更新を宣言した。

 弥勒さんは昨年9月に日本女子ツアーのゴルフ5レディスで史上最年少のラウンドリポーターを務め、その際に笹生に密着し、インタビューも行った。笹生からグローブをプレゼントされた弥勒さんは今回の全米女子オープンも録画で熱心に観戦した。「優勝、おめでとうございます。本当にすごいです」と祝福した。

 笹生のプレーについてはゴルファー目線で語った。

 「飛距離がすごい。でも、もっとすごいのはコースマネジメントだと思います。攻める時は攻めて、守る時は、徹底して守る。グリーンを外すときも、必ず、リカバリーしやすい所に持ってくる。インテリジェンスに優れた素晴らしい選手です。とても勉強になります」

 弥勒さんは笹生の快挙に最大限の賛辞を送ると同時にライバル意識も隠さなかった。

 「私の目標も全米女子オープンで優勝することです。これから10年以内に勝って、笹生さんの大会最年少優勝記録を更新したいです!」ときっぱり話した。

 須藤さんは2011年8月6日生まれの9歳。全米女子オープンが現在と同じ6月上旬開催の場合、10年後の第86回大会に優勝すれば、笹生の最年少記録を約1か月半更新することになる。

 “天才少女”が真の天才となり、全米女子オープン覇者となるか。有言実行なるか。10年後の結果が、今から注目される。

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