西郷真央、同世代で同門・笹生優花の全米女子OP優勝に「私は私で課題に向き合いたい」


西郷真央

西郷真央

◇女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 公式練習日(8日、兵庫・六甲国際GC=6517ヤード、パー72)

 ツアー初勝利を目指す西郷真央(大東建託)が8日、練習ラウンドを終え、公式会見に臨んだ。前日には同じ2001年生まれで、国内男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司に師事する笹生優花が全米女子オープンを制覇。「リアルタイムで見ていてすごいことだと思った。私は私で今、課題がたくさんあるので、自分自身と向き合えるようにしたい」と話した。

 「海外メジャーが放送されている時は男子ツアーも好んで見るタイプ」だという西郷は、笹生と畑岡奈紗のプレーオフが行われる前から中継を視聴。同世代の活躍に「一言で言うとすごい」と感嘆しつつ、「私は他人に影響されるタイプではない。今できないことが多いのでそちらが第一優先」と気合を入れ直した。先々週のリドートトラストレディスで予選落ちし、先週のヨネックスレディスは出場を見送った。その間にグリーン周りのアプローチやパットの練習に取り組み、今大会に向けた調整を重ねた。

 5歳でゴルフを始め、プロを志した小学生の中学年頃から「日本一というより世界一を目指してやろうと意識してきました」と強い海外志向を持つ西郷。今大会で上位2人に入れば、メジャーのAIG全英女子オープン(8月19日開幕・カーヌスティーGL)への出場権が得られる。「海外にいつか行きたい気持ちが強いので、チャンスをいただける試合をものにできたら」と意気込んだ。

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