賞金ランク1位の小祝さくらは68で4打差暫定8位浮上 「明日、明後日はビッグスコアを」


10番、ティーショットを放つ小祝さくら

10番、ティーショットを放つ小祝さくら

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第2日(11日、兵庫・六甲国際GC=6517ヤード、パー72)

 賞金ランク1位の小祝さくら(ニトリ)は、6打差27位で出て5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算6アンダーで首位と4打差の暫定8位に浮上した。

 10番からスタート。15番で4メートルを沈めてバーディーが先行。3番は5メートルを決めて伸ばし、パー5の4番は3打目を1メートルにつけて連続バーディーとした。8番と9番はともに4メートルのバーディーパットをねじ込んで連続バーディーで締めくくった。「(パットが)いつもよりも良かった気がします」と柔らかな笑みを浮かべて振り返った。

 北海道出身の色白癒やし系美女。ツアー屈指のショットメーカーで、パットを課題に挙げてきた。この数試合で色々と試行錯誤を繰り返したという。「顔のボールの見方をちょっと変えた」。パットを打った後に顔が突っ込みがちだったのを、頭と首を固定して目線をボールに送りながら打つように改善。「フックラインを左に外すことが多かったので。そこらへんはだいぶ良くなったかなと感じます」と手応えを口にした。

 1998年度生まれの「黄金世代」の23歳。暫定首位で賞金女王の座を争う稲見萌寧とは4打差だ。3月以来の今季4勝目のかかる週末へ「残り2日間あるので、今回はスコアの伸ばし合いの試合になっていると思うので自分も明日、明後日はビッグスコアを出せるように頑張っていきたい」と涼しげな視線をリーダーズボードに向けた。

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