フィリピンのノーマン・フルヘンシオ郵政長官が10日、ゴルフの海外メジャー、全米女子オープンで史上最年少優勝を果たした笹生優花(ICTSI)の切手を発行することを発表した。地元紙のマニラタイムズなどが報じた。
同紙によると、フルヘンシオ郵政長官は「19歳のフィリピン人ゴルファーが前例のない優勝を飾ったために、郵便切手とはがきに登場する名誉を与えられます」と声明を出した。
笹生は日本人の父とフィリピン人の母を持ち、二重国籍を保有する。フィリピン人では男女を通じて初のメジャー覇者となった。東京五輪に向けては世界ランクでフィリピン勢トップの9位につけており、同国代表として出場する意向を示している。
全米女子オープン優勝時には、プロボクシングで史上最多世界6階級制覇を果たした「フィリピンの英雄」マニー・パッキャオ氏も、ツイッターで快挙を祝福など、フィリピンでは“笹生フィーバー”が続いている。