青木瀬令奈が4打差を逆転して4年ぶりの優勝 首位スタートの稲見萌寧はスコアを伸ばせず2位


4年ぶりのツアー2勝目を挙げた青木瀬令奈

4年ぶりのツアー2勝目を挙げた青木瀬令奈

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 最終日(13日、兵庫・六甲国際GC=6517ヤード、パー72)

 首位と4打差の通算12アンダー2位から出た青木瀬令奈が67で回り、大会コースレコードに並ぶ通算17アンダーで優勝した。日本女子プロゴルフ協会のプレーヤーズ委員長を務める青木は2017年6月のヨネックスレディス以来、4年ぶりのツアー2勝目を挙げた。

 大会3日間ボギーなしで回り、2位に4打差の単独首位スタートだった稲見萌寧は9番ホールで今大会初ボギー。その後も11、14番をボギーでスコアを1つ落として通算16アンダーの2位。首位と1打差だった最終18番では、8メートルのバーディーパットが惜しくも外れてパー。グリーン上で両膝をついて天を見上げ、悔し涙を流した。

 優勝した青木には8月に開幕するAIG全英女子オープンの出場資格が与えられる。

 通算16アンダーの2位には19歳の山下美夢有、西郷真央が並んだ。賞金ランク1位の小祝さくらは9バーディー、2ボギーでスコアを7つ伸ばし、通算15アンダーで5位。稲見と東京五輪代表を争う古江彩佳はスコアを3つ伸ばしたが、通算13アンダーの7位に終わった。

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