五輪代表争いの稲見萌寧と古江彩佳が同組対決 稲見は通算3アンダー、古江は1オーバーで折り返し


10番ティーショットを放つ稲見萌寧(右は古江彩佳)(カメラ 今西 淳)

10番ティーショットを放つ稲見萌寧(右は古江彩佳)(カメラ 今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス最終日(20日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6550ヤード、パー72)

 最終ラウンドは降雨によるコースコンディション不良のため、スタートが30分遅れ、第1組は午前8時30分に1番からティーオフした。

 東京五輪代表の座を争う世界ランク日本勢2番手24位の稲見萌寧(もね)、同3番手28位の古江彩佳、小祝さくらの注目組がハーフターンした。代表圏内の2番手を死守したい稲見と3番手から逆転を狙う古江はともに27位からスタート。稲見は7番、8番で連続バーディーを奪うなど、スコアを1つ伸ばし通算3アンダー23位に浮上している。一方、古江は武器のショットが安定せず、3つのボギーでスコアを下げ、1オーバー50位に後退。小祝は2つ伸ばし4アンダー12位に順位を上げている。

 1打差3位から出た穴井詩(らら)と首位スタートの全美貞(韓国)が7アンダーで首位。首位から出た森田遥は3番でダブルボギーをたたき、6アンダーの3位に後退している。

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