◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第1日(24日、千葉・カメリアヒルズCC=6639ヤード、パー72)
賞金総額でツアー史上最高3億円(優勝賞金5400万円)のビッグトーナメントが有観客で行われ、初日の競技が終了した。日本勢3番手の世界ランク28位から逆転で東京五輪代表入りを目指す古江彩佳は7バーディー、2ボギーの67で回り、首位と2打差の5アンダー4位と好発進した。
一方、東京五輪代表選出圏内の日本勢2番手、世界ランク25位の稲見萌寧は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー、73で8打差の76位と苦しいスタートとなった。
65をマークした通算3勝の菊地絵理香が7アンダーで単独首位。1打差の6アンダー2位に、イ・ミニョン(韓国)、テレサ・ルー(台湾)が続いた。西郷真央が古江と並び5アンダーの4位、西村優菜ら5人が4アンダーの6位につける。
原英莉花は3アンダーの11位につけ、小祝さくらはイーブンパーの51位。前年大会覇者の渡辺彩香は2オーバーで85位と出遅れた。
◆女子ゴルフの五輪代表争い 28日付の世界ランクで2枠が決定する。日本勢は世界ランク11位の畑岡奈紗が当確で、25位の稲見、28位の古江、31位の渋野が残り1枠を争う。古江は優勝し、稲見が3位タイ以下で稲見を逆転。渋野は海外メジャー、全米女子プロ選手権(24日開幕、米国)で2位以上に入れば、稲見の成績に関わらず代表入りの見通し。