ニッポンハムレディス 西村優菜が8アンダーの単独首位浮上 稲見萌寧は5差11位で3戦ぶりの決勝Rへ


1番、第2打に向かう西村優菜

1番、第2打に向かう西村優菜

◆女子プロゴルフツアー ニッポンハム・レディス 第2日(9日、北海道・桂GC=6763ヤード、パー72)

 さわやかな青空の下、ツアー史上最長コースで予選ラウンドが終了した。ツアー2勝で1打差2位で出た、身長150センチと小柄な西村優菜が6バーディー、2ボギーの68をマーク。通算8アンダーで単独首位に浮上した。

 ツアー1勝の森田遙が1打差の2位。通算5勝の飛ばし屋・勝みなみは67をマークして、6アンダーの3位に浮上した。いずれも初優勝を狙う植竹希望と堀琴音、西郷真央、ツアー3勝の若林舞衣子は5アンダーの4位で並んだ。

 初優勝を狙う小滝水音、ツアー2勝の酒井美紀、石川明日香が4アンダーの8位で続いた。賞金ランク2位で東京五輪代表の稲見萌寧は68で回り、3アンダーの11位で3戦ぶりに予選を突破した。

 ツアー1勝の金田久美子、通算14勝の有村智恵が2アンダーの16位。北海道出身で賞金ランク1位の小祝さくら、ツアー3勝の飛ばし屋・原英莉花はイーブンパーの36位。賞金ランク3位の古江彩佳、地元・北海道出身の吉本ここねは1オーバーの45位で予選を通過した。

 一方で、出産から復帰後2戦目の通算23勝の横峯さくら、地元・北海道出身のルーキー・内田琴子は、4オーバーの74位で予選落ち。ツアー2勝の堀奈津佳は13オーバーの118位、19年大会覇者のS・ランクン(タイ)は16オーバーの121位で、ともに決勝ラウンドに進めなかった。

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