全英オープン 金谷拓実はパープレーの70、東京五輪代表の星野陸也は74と出遅れ


◆米男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 第149回全英オープン 第1日(15日、英ロイヤル・セントジョージズGC=7211ヤード、パー70)

 世界最古のメジャーが快晴の下、開幕した。2大会連続出場の金谷拓実(Yogibo)は勝負カラーの黄色いウェアに身を包んで2バーディー、2ボギーのイーブンパー、70で滑り出した。

 4番でグリーン奥のエッジから、10メートルをパターで決めてバーディーを先行させた。7番パー5は4オン2パットのボギー。後半の14番パー5は、グリーン手前からの3打目をベタピンにつけて伸ばした。

 ホールアウト後「比較的風が穏やかな中、チャンスは結構多かったんですけど、なかなかパットを決められなかったので、明日以降修正していきたいと思います」と振り返った。

 初出場で東京五輪代表の星野陸也(フリー)は3バーディー、7ボギーの4オーバー、74と出遅れた。序盤5ホールで4つスコアを落とすなど、初めてのリンクスコースで苦しい船出となった。「スタートからちょっとバタバタしてしまって。ブッシュにいったりと連続ボギーが続いて。3パットのボギーもあって悪い感じで前半は終わってしまったが、ショットは後半に入って良くなってきた。今日一日はちょっと悔しい結果になってしまいました。良いショットを明日、しっかりしていればバーディーを取れると思いますので。パー5でバーディーを取れるように、アンダーパーを目指して頑張ります」と巻き返しを誓った。

 2010年大会覇者で優勝候補のルイ・ウェストへーゼン(南アフリカ)が、6アンダーの暫定の単独首位に立っている。

 日本勢はともに海外メジャー初出場の木下稜介、永野竜太郎、2度目の出場の稲森佑貴の計5人が出場する。4月のマスターズ王者の松山英樹は、新型コロナウイルス感染のため欠場となった。

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